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取材データ

今回の取材にご協力いただいたのはこの方!

神園裕己施設長 日本地域福祉協会
認知症対応型共同生活介護事業所

街かどケアホーム まなか

神園 裕己(かみその ゆうき)施設長

調査報告

街かどケアホーム まなか 街かどケアホーム「まなか」は、大阪府堺市、仁徳天皇陵や履仲天皇陵などの史跡が点在している地域の、 閑静な住宅街にありました。
「まなか」に潜入する前に、まずは外環境をチェックです。建物はモダンな造りで、 玄関へと続くスロープは、幅も広くて、十分安全に車椅子が通れます。地域にも門戸が開かれている印象でした。
次に建物の裏手に回ってみますと、地元で「大仙緑道」と呼ばれている道が、 大山公園まで続いていて、格好のお散歩コースなんだとか。残念ながら、取材に伺ったのが冬の時期だったのですが、 春になると、ついつい散歩に出かけてみたくなるだろうという風景が広がっていました。
さあ、ではいよいよ、施設長神園さんとご対面です。
緊張気味の調査員の私を、ご本人がさわやかな笑顔で迎えてくださいました。 まずは地域交流室にお邪魔して、こちらの施設について教えていただきました。
街かどケアホーム「まなか」は、 2005年2月に設立された 《特定非営利活動法人 日本地域福祉協会(JAWA)》 が運営しているグループホームです。 神園さん JAWAは地域福祉の向上を目的として、高齢者本人の意思を尊重し、 地域社会で自立した生活と自己実現を叶えることをコンセプトに活動されていて、 その活動の一つが、街かどケアホームの運営というわけです。 街かどケアホームの基本とするところは、 「認知症高齢者が自らの家で普通の生活を送ることができるような環境作り」を行うこと。 入居される利用者は「介護を受ける者」ではなく「生活する主体」として、 また、スタッフは「介護の提供者」ではなく「生活のパートナー」としての意識を共有することが重要だとのお話でした。


ふむふむ、なるほど〜。

それでは、こちらの施設の基本コンセプトがうかがえたところで、施設をご案内していただきました。 そこで歩きながら、神園さんのご経歴をチェック!
神園さんは、平成11年4月から介護職員として業界デビューされました。 その後、生活相談員としての業務も経験された後、平成18年10月から「まなか」の施設長に着任。

神園さん 「では、この業界に進もうと思われた、そもそものきっかけって何だったんでしょう?」
(ここでなぜか神園さんは苦笑い?!)
『高校生のときに、精神科の先生が書いた、とある本との出会いがきっかけで・・・。』
「ズバリ、その本のタイトルは?」
『内緒です。』
「ええ?!駄目ですか?!」
(その後いくらネバっても結局教えていただくことはできませんでした・・・。)


とにかく神園さんは、その本にいたく感銘を受けられて、福祉の大学に進まれ、 卒業と同時に介護職員としての生活をスタートされたそうです。

神園さんとスタッフ 気を取り直し、次に施設長としての仕事の一日の流れを聞いてみました。

「施設が決めた日課や決め事はなくて、入居されている方々の生活や、職員の動きに合わせているので・・・。 快適な居住空間を作り、お一人お一人が主体となったサービスを提供できるようにだったり、 職員にとっても働きやすい職場環境を整えたり。それから…、」と、ここで施設長宛にお電話が入ってしまいました。

電話のお相手はどうやら、ある入居者のご家族からのご様子。
まるで、目の前に電話の先のお相手がいるかのように、親身な口調と態度でお話され、 時々パソコンで何かを確認され始めましたので、この間に、フロアの様子を陰から見させていただきました。

お邪魔したのは、穏やかな日差しが差し込む午後の時間帯。皆さん寛いだご様子で、 ゆったりと思い思いの時間を過ごしていらっしゃいました。そして部屋の中には、 その日の夕食を準備する、良い香りがしていて、なんとも家庭的な雰囲気に満ち溢れていまして、 つい長居してしまいたくなるような…。

う、ダメダメ!私にはきらけあ調査員としての任務があるのだ!

ここで、統括ユニット責任者の原田さんにお話をうかがうことができました。 「まなか」にはユニット責任者が2名いらっしゃるのですが、そのお二人の取りまとめ役でもあるそうです。

スタッフの方々 「施設長ってどんな方ですか?」

『社会福祉に関する法律だとか、介護技術、福祉用具などにも、 ほんとうに幅広い知識と経験に沿って、的確な指示や助言をもらえるので、とても勉強になります。 いろいろと相談しやすい雰囲気をもつ人なので、すごく頼りになる存在です! 私たちのやりたい気持ちとか感性を尊重してくれるんです。で、最後は必ず責任を取ってくれるし。 職員一人ひとりにも、入居者と同じように大切に接してくれるので、感謝です。』

お〜!ベタ褒めのお答えが!! 施設長の『人との出会いを大切にしたいから、ご縁があって一緒に過ごせる日常に、 毎日感動していますよ』という思いが、職員のみなさんに伝わっているようですね。

神園さん ここで再び合流した神園さんに聞いてみました。

「ご自身をどのようなタイプだと分析されますか?」

『好奇心が旺盛ですね〜。知らない土地に一人旅するのも好きですよ。 やっぱり、いろんな人に出会えるしね。業界だけのことではなくて、他の分野にも興味を持って、 感性を磨くことができるようにしたいので、旅もその一環かなあ〜。 でも最近は忙しいし、家庭もあるから、以前のようには気ままに出かけるのも控えてますけど。』

「日頃から心がけていることや目標を教えてください!」

『自分が高齢になって人生を振返ったときに、この仕事をしていて良かったと思えるように、 毎日毎日を一生懸命生きること。自分が将来、ここなら入居したいと思える施設にしたいし、 そんな施設を増やしていきたいですね。自分が高齢者になって、施設に入らなければならなくなったとき、 やっぱり自分の価値観や思いをくみとってケアをしてほしいですから。 で、介護職員に指導やアドバイスがしたい!(笑)ケアを受ける立場になっても、 介護の在り方にはやっぱり関心が高いだろうし、双方の思いがかみ合ったほうが、お互い気持ちよく生活できるでしょうから。』

今回のまとめ

施設長として、こなす業務はざっと教えていただいただけでも多岐膨大(!)に及びます。(右記参照)
それでも、毎日の積み重ねを大切にしながら、理想のホーム運営を目指して活躍されている神園さん。 その施設長のもとで働く職員たちの中から、第2、第3の神園さんが誕生するかもしれませんね。

神園施設長!並びに職員の皆様!
ご多忙の中、密着取材にご協力いただき、ありがとうございました!!

【神園さんの業務(あくまでほんの一部です)】

* 入居者・利用者の募集、契約、退去手続
* 介護計画の管理
* 施設管理
* 介護保険請求関連業務
* 各種会議の企画・運営
* 職員研修
* 各方面への折衝
* 苦情・事故対応処理
* 経費の管理
* 他 いろいろ

それでは、街かどケアホーム まなか 神園施設長の調査報告を終わります。
次回のPICKUPトピックもお楽しみに〜

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