伝達講習
せっかくいい研修に出ても1人だけわかっていても仕方がない。
現場に活かせなければ何の意味もない。
いつもいつも思っていたことでした。
だから「笑福会」を作ったのもあります。
シフトがいっぱいいっぱいで研修に行く気力と体力がない、
子どもが小さくて夜、休日、外に出られない、
どこでどんな研修をやっているのか知らない、
研修費が高くて参加出来ない、
非常勤だから研修に行かせてもらえない、
↑私が経験してきた思いです。
だから子どもが段々大きくなってきて自分が研修に行けるようになると、私は研修の感想をブログに書くようになりました。
いい研修だったから、それを知らない人に知って欲しかったんです。
そうしたら現場が利用者さんの生活が、もっとよくなるような気がして・・・。
まあ買かぶりもいいところで、講師が言った内容を全部伝えられるわけはないしもしかしたら誤って伝えているかもしれないし。
だから個人のブログということで、それは読み手の参考にして頂くだけでいいですし、そこから発展して自分も勉強を始めるということが一番良いと思い
それを近くで始めてくれたのが「笑福会」の仲間なのかな、と思います。
「笑福会ホームページ」←良かったら開いてみて下さい。今日は関西のげんきさんが認知症ケア学会の感想を書いていらっしゃいます。
よく「せっかくいい研修に出てもそれが現場に広まらない」と言う話を聴きます。
私が思うに説明が足りないのかなと思います。
私は今回、自分が勤務する特養施設において認知症介護実践者研修の伝達講習をおこなった時に、あたかも実践者研修の講師のようにはっきりとしっかりと認知症介護実践者研修の目的やどんな人が受講するのか、どうして伝達講習をするのか、介護職員さんたちに話しました。
それは「私はたまたま話を広める為に参加しただけで、認知症介護の主役はあなた達なのだ」という自覚を持ってもらいたかったからです。
6階の職員さん達は非常に熱心に話をきいてくれました。質問もどんどん飛び出しました。
講習の最初に1人1人参加者に「認知症を有する方の対応で今までに不思議に思ったこと困ったこと」を一言ずつ話して頂きました。
それはこれから話す中核症状とBPSDの話が進むうちに「私のはこれだ!」と当てはまる内容がきっと出てくると思ったからです。
人は自分が経験したことない話や興味がない話は眠くなってしまいますが、自分がそのまま経験していたり今まさにその事例に直面していたりすると真剣に聴いてくれるものです。
「意味性認知症」の事例を話した時の参加者の興味深いあの目の輝きは忘れられません。
何故ならそういう認知症の利用者を経験していた人がいたからです。
私は脅かすように
「これからまだ若く体の大きい力も有り余っている団塊の世代が脳血管障害などで入所してきたり、レビー小体型、ピック病などのように対応が難しい利用者がどんどん入所してくることは否定できないと思います。
その際、どうやって対応するかどのようなケアを心がければいいか、今からみんなで考えていかなければならないのだと思います。」
と話をしました。
「研修したことが広まらない」と嘆く管理職に言いたいのですが、笑福会全国大会で又作さんが仰っていました「同じ研修を3度する」というのは非常に有効だと思います。
私もこの伝達講習、3回目をいつやるか今計画中ですが、シフトが合わなかったり予定が入っていたりで意欲のある職員が研修に出られないことも多々あるので、「同じ研修3度」をこれからも続けたいと思っています。
ケアカンファレンス
ケアカンファレンスに出たのはですね~、何年振りだろう。
デイサービスの時は一切そういうのありませんでした。
ケアプランを作るなんてのは常勤だけに限られていたのでね、諦めていました。
老健時代は非常勤だったのですが理解ある上司に恵まれて居室担当を持たせてもらっている時期がありました。
多いときは7人8人受け持っていたんじゃないかな。
「介護保険に触れている」という喜びがありましたし、責任も感じました。
もちろんケアプランはケアマネが作るのですが、土台として私が書いてくるものをいつも「参考にするから」と持って帰ってくれました。
それから暫くケアプランとは無縁でその無縁な時代に社会福祉士と介護支援専門員を取ったわけです。
これも因果な話ですよね。
ケアマネと社会福祉士を取っている間は現場で介護保険に触れられなくなるわけです。
つくづく常勤で大学の学士を取るって難しいと思います。
一番は「長い実習」です。ほぼ1ヶ月、休ませてくれる事業所、なかなか見つからないですよね。
だから私のように週2回とか週1回とかでも働かせてくれる非常勤でないと介護の現場で大学生をやるのは難しい。(もちろん常勤で大学に行ってた友達たくさんいましたが)
期待されている常勤職員なら何とか大学卒業を応援してくれる体制を作ってくれるところもあるのでしょうが
ぺーぺーとなると自分で道を作っていくしかなかった。
ま、愚痴になっちゃいましたが、そんなわけで、長い大学生生活、ケアマネ取得などを得て、やっと常勤で働くようになり、そして久しぶりにケアカンファレンスに出席しました。
ここで一言
「理想の施設ケアマネに出会えた!!」と思いました。
今回、私は実習の一環で(というか教育研修の立場ですので)ケアカンファに出席したというのもあるのですが、ケアマネは見事に私に「レク担当」としての役割を与えてくれました。
凄い方です。実習で見学だけと思っていたのに、「レク担当」としてのケアカンファ参加をコーディネートしてくれたのです。
介護職が「Aさん、手作業がお上手なんです。まだお友達が出来ないので手作業で時間を潰されています。」なんて話せば、私が
「手作業がお上手?」切り絵の素晴らしいキットがあります。後で持っていきます!とシャウトして
「Bさん、昔、陶芸店をやっていらっしゃったんですよね。」となると私が
「粘土でレクが出来ないかしら。陶芸の雑誌があったかもしれない、持っていきます!」とシャウトして
「Cさんは読書が好きなんです。本屋さんに行きたいんだろうなあ」と介護職員が話すので「いい本がデイにたくさんありますから借りてきます。」とシャウト。
最後に必ず、ケアマネさんが「JUNKOさん、何かあります?」と振ってくれるんですよね。だから6階職員でもない私が「レク担当」として発言できたと言う事です。
なんかね、長年夢だったんです。
「ケアプランにレクの内容を組み入れたい」
そう、ただ「レクに参加」だけでなく、具体的に何のレクなのか、何の手作業なのか、
レクは目的ではなく手段だから。
いろいろなレクがあるんだよ、いろいろ選んでいいんだよ、一人ひとり違っていいんだよ、
みんながいろいろ別々な楽しみを広い空間でおこなっていてもそれは「全員参加のレク」なんだ。
「レク」という言葉に当てはめる必要なんて何もない。
利用者が笑ってくれるのなら言葉なんて関係ない。
でもこうやって「人の生活に彩りや楽しみの時間を作る」仕事がこれからできるようになると思うと
嬉しくて仕方ありませんでした。
そのケアマネさん、ケアカンファ中に「続き」の後ろに書く「利用者の人生歴」や「ありがとうシート」を活用してくれたんですね。
嬉しかったなあ。
Facebookにも載せたのだけれど。今行っている認知症関連の研修の宿題でもあります。
試みはその研修の伝達講習から入りました。
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