おたくの施設にも来ていますか?実習生さん。
最近はヘルパー2級などは受講料無料で、しかも働きながら給料がもらえるそうですね。
「仕事がないからとりあえず(適性とか別に)資格を取っちゃおうと言う人もいるみたい。
看護師の学校ではよく「勤めながら資格を取る」話を聞いたけれど、介護職の場合は実習生の質の差が激しいように感じます。
現場の声をちらちら耳にします。
「介護の仕事をするつもりもないのに実習に来ている」なんてね。
ちょっと有名な施設になると「見学」の目的でお偉い施設長さんとかが来てずっと座って仕事を見ている、って・・・・・そんな話も聴きました。
職員さんにもだけれど利用者さんにも失礼ですよね。
まあ、前置きが長くなりましたが、私の職場にも実習生くんが来ました。
社会福祉士の実習生です。
のはずなんです。福祉大学の3年生。体の大きい男の子でした。
その実習生くんが来る前日に可愛いお嬢さん実習生とお昼が一緒になりました。
その子はヘルパー2級の実習だったみたい。
「今日で実習が終わりなんです。」と言うので「良かったね、これで晴れてヘルパーさんだね」とお祝いを言ったんです。
でもその次の言葉が・・・・。
「介護職になるつもりはないんです。この後、看護師を目指します。」
ううううう(涙)
そして実習生くんも何だかやる気が見えない。
ボーッと立って見ている時間が多いです。
私は非常勤のぺーぺーですから、教育担当は主任とか副主任とか偉い人が担当しているのですが、たまたま最初の2日間、一緒になることが多かったんですね。
私も老健時代は作業療法士の実習生にレクを教えたりしていたので、実習生を見るとなんだか懐かしくてね。そして自分も一昨年、福祉大学生として社会福祉士の実習を経験しているものだから、余計に何だか気になったりするんです。他人事に思えないと言うか。
お昼は実習生くんとパートのAさんと私の3人で食事をしました。
実はこのAさんは小学校の頃から実習生くんを知っているみたい。近所のガキ大将だった子が大きくなって自分の職場に実習に来てとても嬉しそうです。
づんこ「3年生で実習なんだ。私は4年生の時に実習をしたの。通大だからかな。でもきつかったよ。卒業単位揃えながら大学の試験こなしながらの実習だったから。ケアマネも一緒に受けちゃったしね。その上仕事もあった。」
実習生くん「凄いですねー。それで社会福祉士受かったんですかー。」
づんこ「何言ってんの。あなた若いじゃないの。40代の合格率は10%よ。私は非常勤だったから勉強の時間が取れた。若者はもっと合格率が高いのよ。学校で勉強しているのだから。」
実習生くん「あ。うちの大学、合格者の数、恥ずかしくて言えません。それに僕、社会福祉士受けるかどうかわからない。受けても受かる自信ないし。」
づんこ 心の中で(おのれ~社会福祉士の実習でここにいるんじゃないんかい!!」
A子さん「この子はねえ、子どもの頃から水泳が得意でね~。オリンピックに行くんじゃないかと思ったくらいよ~。」(目を細める)
実習生くん「僕、水泳でここの大学に入ったんです。別に社会福祉士にならなくていいんです!」
づんこ 心の中で(おのれ~水泳で福祉大学入ったって・・・それでいいんかいっ!ゆとり教育!!!)
A子さん「まあ、社会福祉士取ったってね~。給料安いし。職に就けるかわからないし。社会的地位だってね~。ね~、づんこさん」←去年取ったヤツに言うなよ(怒)
づんこ(ぎくっ!)「いやー。そんなことないよ。今は働く場所が広がってきたし。友達で社会福祉士として独立して事務所構えている人もいるし。管理者とか施設長になる人もたくさんいるよ。事業所立ち上げる人も多いし。チュートリアルの徳井だって社会福祉士だし。(関係ないか(爆))」
実習生くん「試験受けるかどうかもうちょっと考えてみます。」
づんこ「もうあまり残っていないけど社会福祉士の問題集あるから持ってこようか?荷物になるけど持ってくる?」
A子さん「もらっときなさい!おばちゃん、バイクだから持って帰ってあげるから!!」
づんこ 心の中で(おばちゃん、って自分を呼ぶのやめてくれ~~(爆))
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実習生くん
デイの居心地が本当に悪いようです。
「特養の方が良かった」「デイは苦手です。」「レクってやりたくない」
愚痴ばかり出て来ます。
困ったもんじゃ。
その日のレクは製作レク。
私が今一生懸命作っている「思い出ビンゴ」の台紙と駒を、利用者さんに作って頂いていました。
丸い駒を作って頂いています。
主任がレクの途中に聴きます。
「この丸い駒は何のために作っているのか、聴いてみた?何のレクに使うのか、聴いてみた?」
実習生くん「いえ。」
主任「じゃあ聴いてみて。何に使われるのか。勉強になるよ。」
づんこ「こほん。これは思い出ビンゴという来週のレクで使う材料です。
4×4マスのビンゴ板の台紙を発泡スチロールで作っています。
それにはめる駒を利用者さんに作って頂いています。
駒には皆さんの思い出がたくさんきけるよう工夫されますが、どんな駒になるかは来週のお楽しみです。
楽しみながら脳の活性化を図るゲームを行います。」
実習生くん「なるほど。わかりました。」
利用者さんが丸い駒をたくさん作っている横で、私はビンゴの台紙を作りながら実習生くんに言いました。
づんこ「手伝ってくれる?さっき話したビンゴ板の台紙。ビンゴ板に貼る台紙をね、作って欲しい。」
実習生くん「はい!この四角い所を切ってくればいいんですね?
づんこ「そうです。お願いします!助かるわ。」
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レク終了時間。
実習生くん「出来ました。」
づんこ「ありがとうございます。」
(これは次男よんよんに再現してもらったのですが、こんな風に駒を差し出しました。)
この四角い駒はあとでビンゴの駒になるので大事に袋にしまい、私はレクの仕事を一旦やめて他の業務に入りました。
1日の仕事が終わり、ビンゴ台紙の続きを作り始めた私はゴミ箱の中を見て仰天しました。
ビンゴ板の台紙が捨ててあるーーー(涙)
手アイロンで台紙をひたすら伸ばすづんこ・・・・。
「台紙作るの手伝ってって言ったのに・・・・。」ぶちぶち文句を言いながらづんこは
夜なべをしてビンゴ台紙を9枚作ったとさ。
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