数ヶ月前のこと。
旦那の仕事関係の(まあお客様なんだけれど友達だと言っています)アメリカ人夫妻が日本に観光に来ると言う。
ガイドしてくれだって。
1日目、東京はとバスツアー、2日目、富士山ツアー。
まあ確かに英語の学校を出て英語大好きな私だが、今は全然英語使っていないし、大丈夫かな~、なんて全く考えないんだわ、私ってば(爆)
人生「なんとかなる!」を実践してきたので、無理難題が天から降ってきても、冷静に立ち向かっていっちゃうんですねー。
いよいよ当日になった。
朝、9時にTホテルのロビーで待ち合わせをしたエリカ様と私は(彼女の名前はエリカ。若くてとっても可愛い)まずはとバスツアーの集合所へ向かった。
自己紹介をする。
意外と耳が英語に慣れていることにびっくりした。
彼女が話す言葉は大抵はわかった。
だから逆に自分が表現出来ないもどかしさに何度か悔しい思いをした。
例えば、東京観光では、皇居や二重橋、日本を代表する名所をまわって行くのだが、数々の質問を満足行くように答えるには(満足というのは質問する側でなく答える側の満足)、江戸時代、倒幕、開国、ここら辺を説明しなくちゃならない。
彼女はインターネットで日本のことを調べてきたとは言うけれど、幕末のことまでは知らなかった。
ペリーの写真(携帯の検索画像)を見せて「Do you know him?」と訊いても「No.」と答える。
おたくのーーー国のーーーーぺりーさんがーーーー浦賀にーーー来てーーー!!!
ああ、まどろっこしい(笑)
何とか小学校で習うくらいの日本の歴史を伝授して、皇居にはエンペラーとその家族が住んでいて、The World War II の時は多くの日本人がエンペラーの為に命を捧げた。
今ではシンボルなんだよ、お正月にはあそこの家の窓から手を振って国民に手を振ってあいさつをするんだよ、二重橋も人が入れるんだよ、、、などと簡単な説明をする。
バスの中ではお互いの仕事の話。
エリカは自分はファイナンシャルアナリストだ、と言った。
(ファイナンシャルアナリストは、企業の財務面での問題点と戦略を特定し様々な形で予算案を作成
し、企業の収益率を高める仕事をする。民間企業で働く際は、株価の正当性を証明し、またその上昇を目指したり、時に企業買収と売却の可能性も探る)
自慢だが(っつうかこんなことで自慢するのが情けないが)私も福祉経営戦略なんたらこーたらって講義取ったんでね。
M&Aって勉強したんじゃよ。
M&Aだよ、M&A。お口で溶けて手で溶けない、じゃないよ。
エリカは香港の企業を相手にしているらしい。
カッコいいーーー。
この時、私は自分の耳がいいのではなく、彼女が、「相手にわかりやすい英語の話し方(特にアジア人)」のコツを知っているのだ、と気付く。
相手を理解しないとそして相手に理解をさせないと経営相談なんて乗れやしない。
わかりやすく話してくれるので私には本当にいい英会話レッスンになった。
私達は古くからの友達のようによく喋った。
家族のこと、趣味のこと、ペットのこと、
私が「昨日、ライブだった」とか「ドラムを叩く」とか「去年大学を卒業してソーシャルワーカーの資格を取った」とか話すと、最後に頷きながら
「だから仕事は週3に抑えているのね」と笑う。
とっても勘のいいエリカ様なのである。
皇居の後は浅草寺に向かった。
本堂(工事中だった)でお参りをしておみくじをひくと、私は大凶(涙)、エリカ様が大吉。
おみくじには英語の説明もあるから、彼女は非常に喜んで大事に鞄にしまっていた。
本堂の前にあるお清めの水で手を洗い口をすすぎ、お参りにそなえる。

線香を焚いている場所で、「このスモークを体の弱いところや痛いところにつけるとよくなったり痛みが取れたりするんだよ」と説明をする。
私は、いっぱい頭に煙をかける。頭良くなりますように!(笑)
次のバスの中で、私の仕事について根ほり葉ほりきかれたが、私の職業とういうのが恐らくアメリカ人には理解しにくいと思う。
医療保険だって(政府がしきっている、という意味で)無い国だから、介護保険なんてもっとイメージ出来ないだろうなあ。
一生懸命説明したんだ。
「40歳以上になると毎月ガバメントにお金を払って「自分が年を取って介護を必要とする日」の為に保険に入っておく。(強制加入)
すると例えば年を取って家で生活するのが大変になった時、いろいろなサービスが受けられるんだー。」
「サービスってどんなサービス?」
うーん。イメージ湧かないだろうなあ、なんて思っていたら東京タワーに到着。
高いぜよ、東京タワー!!
展望台で360度、東京をぐるっと見渡し「あっちがお台場」「あそこがレインボーブリッジ」「こっちは横浜だよ。ここの近くに私は住んでいる。」などと説明をしていると
前からいかにも「デイサービスでーす」って感じの団体が登場した。
ユニフォームを着たお姉さんやおばちゃんが車椅子を押して東京タワーの展望台をまわっている。
私は興奮してエリカに言った。
「こういう仕事、私がしているのは。高齢による疾病が原因でハンディキャップを持って人たちを、こうやって楽しいところに連れだしたり、お食事を手伝ったり、リハビリを手伝ったり。家のお風呂には入れないから大きいお風呂で体を洗ったり、、、、」
やっぱりイメージ湧かないかな。
「ナースなの?」と訊かれるので「ナースじゃない。」と答えるとまた首をかしげる。
明日はちょっと単語を調べてエリカに「私の仕事」を伝えて来ます。

透明な床、怖いぜよーーー。
龍馬の水ぜよ。
「であい博」のキャラクター、龍馬くんストラップ
なめたらいかんぜよ!
このトイレットペーパーを買ったところ、みんなに責められた。
龍馬の米も龍馬の食パンもあるぜよ。
アイスだって龍馬ぜよ。
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